房総単機旅団

原付による房総を中心としたツーリングレポートを中心に、青年から中年、そしてその先へと向かう4匹のおっさんの人生のアレコレを、房総単機旅団と名前だけは勇ましく緩やかに記録する。

ゴールデン<週>走行

いよいよで5/3(木)銚子走行の日がやってきた!

大晦日の恐怖再びという大荒れの天気予報に備えて、タンクバックは最初からレインカバーを被せた状態、バックパックには百均でゲットした合羽ズボンと同じく百均のバックパック用カバーをすぐに出せるように左右のドリンクホルダー部分に仕込み、雨具兼用のウインドブレーカーで武装し、一応そこそこの備えにして走行開始。

朝方は確かに大雨だったのだけれど、九時頃には止んで晴れてきたので、路面が多少ドライになるのを我慢して待っての十時スタートに。

…全く降る気配が無い。晴れていて、涼しく、快適なコンディションになっているぞ?

とにかく距離を稼ごうとどんどん走る。木下駅で休憩をとって、それ以外は休まず走り続ける。利根川沿いに出て20kmほど走るとメデタク1000Kmを達成!イヴは今日も絶好調だ!

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ただ、風が凄い。強風が左右から吹き付けてきて、タイヤも小さなイヴは大きく揺さぶられてしまい危険極まりない。下半身でバランスをコントロール出来ないと、危なくてとても走れたものではなかったかな?危ない、危ない。

それ以外は特にトラブルもなく、利根川沿いの風景を楽しみながら走る。

霞ケ浦を過ぎた辺りの道の駅「水の郷 さわら」で一休みして、一挙に銚子まで走り切る。結局、雨は一滴も降らずに拍子抜け。備えるとこんなモノかも。まあ、降らないに越したことはないんだけれど。

セルフのガソリンスタンドで給油すると3L入った。もともと満タンではなかったので、2Lそこそこの消費で到着できたのではないかと。

定宿の「かもめホテル」さんにチェックインを済ますと、いそいそとこれまたいつもの「鈴女」さんに一杯やりに出かける。

なんと待ちの行列ができているではないか!待ちになるのは久しぶりだ。結構な人出だよ、銚子ってば。また観光客の皆さんが戻られてきたようで、なんとも嬉しい限り。この活気が町を生かすのだ。

一時間ほど待って、カウンター席に。河豚の唐揚げが品切れだ!これはイタイ。まあ、初日だし、生ビールと中トロ丼(1600円也。安い!)で本日のところは。

とろっとろだよ、この中トロってば!これでもかってほど乗っているし、幸せ幸せ。ヒンナヒンナw

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セブンで朝食や追加のビールやジムビームの小瓶やらを買って宿に戻る。

今回はなんと一室しかないアーティストルームを御用意していただきました!こんなステキな部屋に泊めていただけるなんて恐縮でございます。本当に。

制作されたのはオーナー兼アーティストの宮内博史氏とダンサーの伊達麻衣子氏のお二人。元気な色調で描かれているのですが、とても落ち着くのですよ。ドアやテーブルの木の香りがとても心地よいです。椅子もオール木材です。もともとツインだった部屋を改修されているのでとても広いですし。

かもめホテルさんのファンの方は是非一度お泊りください。電話で直接予約していただけると確実です。

(この部分のみデスマス調で書かせていただきました。マル)

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明けて翌日、5/4(金)は鹿島神宮に参拝に行くことに。

本日も上空に寒気が居座り非常に不安定な空模様とのこと。昨日同様の備えで走り出す。しかし、快晴!とても爽やかで走行日和な走り出し。

ご機嫌なイヴで銚子大橋を渡る。そういや十年以上通っているのにバイクでこの橋を渡るのって初めてだよ、あきれたよ。

脇から見ていると恐ろしく長い橋なんだけど、渡ってみると一瞬だねえw

そのまま124号を北上。延々と真っ直ぐな道が続いている。路面のコンディションが走り易いトコロと轍だらけでしかも道幅が狭くて危険なトコロとが混在している。極端に変化するので慎重に走る。

イヴのエンジンは快調。というか、徐々に調子を上げている様子?

途中、地図をよくアタマに入れていなかったので、自信がなくて道路の標識に従ってしまったために大回り気味で到着。八時過ぎに出発したので二時間ちょいというところかな?

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快晴也。全く天気に不安なところはナシ。栃木の方では雹が降ったりして大荒れのようで、運に恵まれているぞ。

ここもなかなかの人出で、並んで参拝をさせていただく。

本殿、奥宮など四ヶ所ほど歩いて回る。神域に高く伸びた杉に囲まれて、こちらの参道は夏でも暗くて涼しい。とても気持ちの良い神社なので、時々はご挨拶にお伺いしたものだと思う。

しかし、駐車場のイヴ。大人の中に子どもが混じっちゃった感ハンパ無いw

帰りも順調と言いたいところだけど、最後の最後の銚子大橋に乗る辺りで渋滞。バイクでの渋滞走行はマジで楽しくない。イヴもなんだか不機嫌になってきたぞ…。117号などからの合流があるので仕方ないのだね~

銚子に戻ると定番の君ヶ浜に赴き、海を眺めるのであった。おお、ここも途中通過した漁港近くの料理屋さんも大盛況だ。活気に満ちた銚子はいいものだ。

夕方前に宿にもどり、フルフェイスメットで楽しく変形した髪形をシャンプーする。

昨晩よりも早く、開店少し前に鈴女さんに出頭するも、既に待ちの行列が!結局、一時間待ちとなる。

やっぱり今宵もカウンターにて。まずは鮪の唐揚げ(1000円也)で生ビール!(河豚はやはり無かった)

美味なんだよ、このマグロの唐揚げが。量もご覧の通りで大盛りだし。柔らか香ばしくってビールが進む進む。絶品也。はるばる銚子まで来た甲斐があったねえ。

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シメにはこちら、その名も「マグロのデカ盛り丼」!(1600円也)

その名に違わぬデカ盛り具合。鮪尽くしになっちゃったけど、唐揚げと生では全く別の食べ物なので気にならん。こちら鮪のいろいろな部分を混ぜてくださっているので、とても贅沢な一品。注文して良かった~

また来よう、銚子、そして鈴女さんに。かもめホテルさんに。

幸せな晩だ。今宵もヒンナヒンナw

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最終日。帰る日、ちょっと寂しい日。5/5(土)。

最後にビックリ情報を。

十年以上通ってその間一度も開いておらず、謎の施設だった「大内かっぱハウス」さんが無料公開をされているではないか!

今回は遅い時間に気付き、帰りはこの時間まで待てずだったので拝観することが出来ず無念。

しかし、今回限りの開館ではなさそうな雰囲気なので、次回是非ともお伺いさせていただきたいと思いつつ、銚子を後にするのであった。

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帰路も快晴。風は強し。

やっぱしイヴの性能が上がっている。前回の銚子走行でも格段に向上したんだけれど、まだ伸びしろがあったんだね、イヴ。

apeよりはちょこっとだけ遅いなあと思っていたのだけれど、今回超えてしまった感が。気をつけないと出過ぎてしまうくらい。

うーむ、今更だけれど最高だ。最高に楽しい。また長距離を走ろうね!

休憩した「水の郷 さわら」でオジサマに撮りまくられるイヴ。たいへんに褒めていただき、嬉しゅうございました。

利根川沿いで手を振ってくださったツーリングチームの皆さまもありがとうございました。励みになります。とても嬉しいです(またここのみデスマス調に)。

無事帰還し、ぬるま湯でイヴを洗う。ピカピカだねえw

近々、オイルを交換だね。なにせもう1279Kmも走っちゃったんだから!

スタートが960Kmくらいだったから、320Kmほどの旅だったね、イヴ。

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