房総単機旅団

原付による房総を中心としたツーリングレポートを中心に、青年から中年、そしてその先へと向かう4匹のおっさんの人生のアレコレを、房総単機旅団と名前だけは勇ましく緩やかに記録する。

ようこそトココ!

休日なのに、そわそわ落ち着かずに早朝から準備万端で待っていました。

初対面で新しい相棒に失望されないようにと髭も剃っちゃったりしてw

8時半頃に運送屋さんから電話が入り、9時前にいよいよ到着しました。

遥か彼方の北海道札幌市より、ようこそ千葉本八幡へ、モトコンポ!

朝から爽やかで愛想の良い運送屋さんが、クルマが入るほど大きなトラックにモトコンポ1台のみを載せて運んで来てくれましたw

トラックが止まる音とともにアパートを出て、迎えに行ってしまったり。

小さなモトコンポがデカく見えましたよ!赤い赤い、やっぱり綺麗だ。

受領証に判を押すと、帰りの道を教えて(戦国時代ままの本八幡の道は複雑なので)、感動しつつ何枚か撮影してからそそくさと自宅の中へ。

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窓際に用意したスペースに停めて、ガガガッと家事を勢いよく終わらせてから、ゆっくりと対面しました。

まず、全体をキレイに拭きました。どうしたものか、うっすらと油汚れを纏っていたのです。

ミラーも曇って背後が見えないほどでしたが、ぐるっと清掃しました。

残念ながら今日は乗る時間が無いことがわかっておりましたので、とりあえず各部のチェックをしました。

カウルはまず真ん中の黒いバンパーから外します。爪で差し込まれているだけですので、車体内側からその爪を押し出してあげると簡単に外れます。

本体のカウルは上下に分かれていて、いずれも左右それぞれ三本ずつのナットで留められています。

今回は上部は関係ないので、下部のみ外しました。ナットについているゴムのワッシャーリングが経年劣化で崩れています。これって替えを入手できるのかな?

外してみると、内側はオイルがベットリ。内部にも余分なオイルが付着していたので、キッチンペーパーで拭っておきました。

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で、細部をチェックしてみますと…驚くほどに劣化していません!

ウチのapeだってもっと錆びています。迫力のある状態になっています。本当に30年くらい前の車体なのだろうか?

前の持ち主さんは、ホンダマニアの方で、何台も所有されていて、室内保管だったとか。

お話ししたワケではありませんので、確証は無いのですが、このコはそれほど走っていないのでは?遠くに行っていないのかも?

慣れたら銚子にでも行ってみようかな、なんて思ったり。

懸念のバッテリーはさすがのプロの技で、しっかりと美しく、yuasaの6ボルトが装着されていました。ウインカーもちゃんと点滅します。

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充電機能もなく、変圧器も兼ねておりますので、バッテリーは消耗し易いんだとか。時々は電圧チェックをして、充電してもらった方が良さそうですね。

ヨシムラさんによれば、ラジコン用の7.2ボルトのニッカド充電池の方が安定するらしいんですが、走行する度にカウルを外して充電する必要があると聞いて断念しました↓

まあ、将来的にそうなる可能性もあるにはあるんですが…。

ガソリンは満タンではないですか。ヨシムラさん、ありがとうございます。

ブレーキ・ワイヤーも錆びておらず、ガソリンタンクが古びているくらいで、計器類も問題なさそうです。

明日にでも走行試験をしてみたいと思います。

モトコンポのモ「トコ」ンポ、トコの部分を使って「トココ」と名付けました。

マチコ(マーチ)、フジコ(ape)と併せて、キャブレター三姉妹ですね!(しかもトココ年長!)

やっぱり全部、赤!w