房総単機旅団

原付による房総を中心としたツーリングレポートを中心に、青年から中年、そしてその先へと向かう4匹のおっさんの人生のアレコレを、房総単機旅団と名前だけは勇ましく緩やかに記録する。

強引に慣らし走行!

アオイちゃんの初期点検は納車から50日まで(無料)と決まっているのに、このままでは100Kmもいかずに期日に達してしまう。今年の異様に長い梅雨のおかげで全く走れていない。この週末の天気もよろしくは無いのだが、前々から予約しておいた銚子の旅に思い切ってアオイちゃんで行ってしまうことにした!一抹の不安を抱えながら…。

前日までの仕事の疲労で早起きは避けた。とにかく夕方までに到着すればヨシとして、ある程度睡眠をとって体力と思考力を回復しての出発とした。ので、十時半くらいのゆっくりなスタートとなった。走行距離はまだたったの58Km。なんとか二日間で300Kmは越えたいものだ。

降雨ではないが、ドンヨリとした空模様。路面がドライなだけここ最近ではかなりマシなコンディション。出発が遅かったのである程度は覚悟していたのだが、案の定、白井手前で大渋滞に巻き込まれる。やはりどんなバイクでも渋滞は楽しくはないものだ。サイズが大きくなった分、疲労度も高くなってしまったが、低速走行の練習だと自分に言い聞かせて我慢。

やーとで流れ出してすぐにいつもの木下駅で一回目の休憩を。

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木下駅前

前輪のタイヤがえらく細く見えるけれど、走行時に頼りなく思うことは皆無。

ここからいよいよ利根川沿い走行に。道は割と混んでいるかな。速度自体はまだ慣らし中にも関わらず、クルマの流れに乗れるカンジ。でも不慣れなのでそこは自重走行を心掛けるのであった。

あっという間な感覚で道の駅水郷まで到達。ここで持参したパンをかじり、軽く昼食。時刻は二時半。画像だと近いのでやや違和感があるが、離れて見るとシートバッグの緑の文字が、アオイちゃんに入っているアクセントの緑にマッチしていて意外にもしっくり感があった!

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道の駅 水の郷

ここから銚子までは主に町中の走行となる。片側一車線の道では、イヴ&フジコ姉さんではいかに後続車に抜かせるかで気をもむのであるが、アオイちゃんは流れに乗れるのでかなり楽だった。

途中、快速走行だったにも関わらず、大渋滞に時間を喰われてしまったので銚子着は三時頃となった。

いつものセルフスタンドでガスを補充。お腹一杯ですう~のアオイちゃんw

3.69リットル入って506円也。満タンでのスタートではなかったので、概ねリッター38Kmといったところかな?

その足で君ヶ浜まで走る。

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君ヶ浜その壱

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君ヶ浜その弐

駐車場で二枚ほどアオイちゃんを撮影して、ドンヨリとした空の下、荒れ気味の海を眺める。

 

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犬吠埼灯台

少し雨が降り始めたのでかもめホテルさんに退散。

今宵も晩酌は鈴女さんにて。鮪の唐揚げで生ビール、つきだしの海老も美味。本物のネギトロ丼は思い出してもヨダレが出てしまうほど。これで2,750円也。安過ぎ!

晩は早めに寝てしまう。

翌朝は五時半に起きるが、既に大雨。覚悟をして走り出す。滑って転倒の危険を避けるために慎重に走行。クルマに道を譲りながら走る。ユニクロのウインドブレイカーと100均のカッパの下でなんとかなるだろうと思ったが全くなんともならずに全身ズブ濡れに。更に利根川を下りた辺りから渋滞に次ぐ渋滞。体力を著しく消耗する。這う這うの体で何とか無事故で帰還するも、降りた直後はまともに歩けなかった。七時半には走り出していたのに、到着は十三時で五時間半もかかっている。この半分くらいが渋滞にとらわれていた時間なのだ。

イヴで初めて銚子に行った時も雨で地獄を見たなあ…なんて懐かしく思い出したり。バッタリ倒れる前にアオイちゃんに水をかけ、雑巾でまんべんなく拭き上げた。こうして絆を深めていくのであったw

晩に乾いた頃合いをみて、ミラーとシールドに撥水加工を施してみた。デジタルメーターも見難くなったので、ここも軽くかけてみた。まー雨中走行は懲りたので極力避けるけどもねw

 走行距離は目標をギリギリ越えて308Kmに達した。ちょうどで250Km走ったことになるね。