房総単機旅団

原付による房総を中心としたツーリングレポートを中心に、青年から中年、そしてその先へと向かう4匹のおっさんの人生のアレコレを、房総単機旅団と名前だけは勇ましく緩やかに記録する。

銚子攻略作戦(2010・秋)2日目

1泊旅は時が過ぎるのも早く、もうこれで銚子ともお別れ。AM9:00にチェックアウト。「かもめホテル」のオーナーさんには会えずじまいで、旅団長が房総単機旅団の冊子を無人の3Fカウンターにそっと差し出す。後でオーナーが読んでくれることを期待して。(後日、ご丁寧な御礼のメールが来たそうです)

「かもめホテル」、前身の「ビジネスホテル中央」より更に進化して良かったです。一泊¥5000でこの使い勝手の良さはナカナカ。

f:id:Arithmatix_zero:20101113163838j:image

f:id:Arithmatix_zero:20101114091353j:image

銚子の街の余韻に浸る間も無く、我々は利根水郷ラインを上流へ戻る。帰り道のお楽しみとして、こちらも恒例(?)『道の駅くりもと』のカツ丼を食べるということがあり、利根水郷ラインを、小見川大橋という所で左折。県道44号を内陸に向かってひた走る。『道の駅くりもと』まではわたくしドラゴンコークが先導を務めたが、どうにも地元でチマチマ走ってばかりだと、距離感がつかみにくい。地図上では相当な距離に感じても信号の殆ど無い田舎道では意外に早く目的地に着くことがしばしばで、途中、「曲がるポイント間違えた?」と不安になったりもした。結局は思い過ごしで、無事に『道の駅くりもと』にAM10:30到着。銚子から約1時間で来てしまった。さて、目指すカツ丼はというと、食堂がAM11:00開店の為、その間土産物を物色したりして時間を潰し、お昼にはちと早いが待ちきれずに開店同時に食堂へ。

2年振り、念願のカツ丼がこちら。

f:id:Arithmatix_zero:20101114111838j:image

f:id:Arithmatix_zero:20101114112635j:image


カツの断面もイイ感じでしょ。

旅団長と2人して名物カツ丼に舌鼓を打ち、さらに食後のデザートとばかりに、「さつまいもソフト」を食す。旅団長は純度100%のさつまいもソフトを注文。自分はミックス味にしました。

f:id:Arithmatix_zero:20101114114903j:image

f:id:Arithmatix_zero:20101114113939j:image

こちらも美味でした。

以前紹介したかも知れないが、「紅あづま」という品種のサツマイモがこの辺りの名産品なのだそうで、これにちなんだソフトクリームという事なのでしょう。とにかく我々の旅では、訪れる土地で必ずソフトクリームを食べるという慣習が何故かあるのです。

『道の駅くりもと』を満喫した後は、再び利根川沿いのルートに戻り、あとは帰るだけとなります。途中1度コンビニ休憩を入れただけで、14:40頃には神社に到着してました。とにかく今回の旅はストレスの無い快適なルートでした。特にマルボロレッドのドリーム50だと素晴らしい走りが体験できるんじゃないかと思います。

季節的にも11月中旬というのが寒くならないギリギリのタイミングで、移り行く風景を、物思いに耽りながら走行する余裕もあったし、ちょっと大げさな表現かも知れないけど、普段仕事中心の生活をしているしがないアラフォーオヤジの、人生の束の間の余暇という思いがしています。