房総単機旅団

原付による房総を中心としたツーリングレポートを中心に、青年から中年、そしてその先へと向かう4匹のおっさんの人生のアレコレを、房総単機旅団と名前だけは勇ましく緩やかに記録する。

御無沙汰です

七ヶ月ぶりです。よくここ残っていたな~

前回、五月の二十日に有給をとって走った楽しい記事の後、その六日後、二十六日に父が急逝しました。

今は十七年間暮らした本八幡のアパートを引き払い、江戸川区の実家に戻っております。

父の遺言に従い、身体の弱った母の面倒をみる半看護生活。加えて諸々の手続き関係にも追われ、お金も無くなり、ロードには埃が積もっている状態です。

休日にまとまった時間を確保することがなかなかに難しく、ここにももう来られないかな~と思っておりました。

手続き関係はまだまだ終わらないのですが、最近やっと(母の面倒を見つつも)週末に二、三時間自転車に乗れそうな隙ができるようになりました。

しかし、二時間って。

ロードを用意する時間も入れてのこの時間はかなり虚しいものがあります。

どーしたもんだろうなー?

もっとこう簡単に走り出せて、しかも短時間でも充実感を得られる方法は無いものだろうか?

ありました。一年以上前からデザイナーのK氏に勧められている自転車がこの要望に応えてくれるのでは?

お金はありませんので、じっと密林通販で価格が落ちるのを待つこと一ヶ月、遂にFIATの14インチを入手しました!

色は赤です。折りたたむと大型のトートバックに入ってしまうくらい小さなシングルギア車です(また増えた!タイヤ何輪目だ?)。

気を遣ってくださって、K氏が新品のSELLEのサドルとほぼ新品のサイクルバッグをプレゼントしてくださいました!この二つで自転車本体が買えてしまうよ!

余裕が出来た分を有効に遣わせていただき、ペダルやライトなど装備品に八千円ほど投入できました。感謝!


いざ試運転(12/13)で隣の新中川沿いへ。さすがDAHONのフレーム。このサイズなのに乗車姿勢がロードに近い。

乗り易い。ギア比が絶妙で、坂道が苦しくない。フラットな道ではさすがに遅いけれど、それは七ヶ月で錆びついたエンジンに起因するところも大きい。

たくさんペダルを回すので、短時間でもものすごく充実感が得られる。想像以上に楽しい♪

そして本日。昼前に二時間ほど隙ができたので、昨日のうちに取り付けておいたSELLEのサドルを試しに新中川沿いへ。

素晴らしい好天だしどこかへ行きたい。遠くは無理なので、旧江戸川沿いを走って葛西臨海公園まで走ってみることに。

時間が無いので一生懸命に漕ぐ漕ぐ。SELLEのサドルは良好で、多分、先週より速く走れていたハズ。

久し振りの全力走行なので、大腿筋が悲鳴を上げる。

心拍数が上がって、呼吸が荒くなり、冬なのに大汗をかく。これこれ、これだよ。

ロードならあっという間に着いてしまう十キロ弱の道を、平均時速13Kmほどで苦労して到着。

今日の海は美しく輝いていた。海まで走るのっていいな。しばらくはこのコースを楽しもうか。

失った体力を取り戻すのを楽しみながらできるなら最高だ。


これからも頑張って生きていかなければならないから。

カラダは鍛えておかないとね。

まさかもう一台自転車を増やすことになるとは思わなかったけれど、悩みまくって決断して良かった。

輪行力も大幅にアップしたし、この小ささを活用していこう。

これからも走っていこう。