房総単機旅団

原付による房総を中心としたツーリングレポートを中心に、青年から中年、そしてその先へと向かう4匹のおっさんの人生のアレコレを、房総単機旅団と名前だけは勇ましく緩やかに記録する。

ロード復活

天気もよく昨日荒れ狂っていた風も止んだようなので、一年ぶりにロードで走ってみる。

江戸川区に移ったので、新中川、旧江戸川を経由して江戸サイにアクセス。

ウチの裏が新中川なので、一般道をほぼ走らずにサイクリングロードに接続できるのはありがたい。

このブランクを抱えてどれほど走れるのか?と恐れるも、意外と走れている?

実はFIATで走るのって、スゲーたいへんなことだったんじゃね?

ありがとうFIAT、君のおかげで完全に脚が死なずに済んだよ!


江戸サイ東京都側は工事をしていて、より迂回の昇り降りが増えていたが、難なくパス。

葛飾橋を渡って千葉県側に。

菜の花の季節は終わってしまい、いまはレンゲソウが赤い花をつけていた。

時々、曇って風は涼しくとても走り易い。

しかし、20Kmを過ぎたあたりから走り易くなり過ぎていることに気付く。

南風が吹き始めている…しかもどんどん強くなっている!

こりゃ帰りは地獄を見るぞ…。

既に擦れ違う東京湾方面に向かわれている方々は悪戦苦闘をされている御様子…。


引き返すかどうか悩んだが、いつものキッコーマン野田工場先の公園まで走ってみることにした。

ベンチに座りながら、近所の自販機で入手した一番甘いコーヒーを飲む。

一年前もここでこうやってヒバリの鳴き声を聞きながらぼんやりと空を眺めたもんだけど、あの時と今の自分ではあまりにも境遇が変わってしまったもんだ。

うひー、風が強くなってきやがった!

這う這うの体で引き返すことに。


帰路は期待に違わず押し戻されるほどの強風。す、進まない。

しかし、ふと気付くと逆風の中を楽しく走っている自分も存在することに驚く。

大丈夫かな…また走っていけそうだな。


あと10Kmが辛い。

風圧による負荷が大きいために痛めた両膝にダメージが溜まっている。右の足首が痛い。

余計な肉がついたのと、必要な筋肉が落ちたことによりペダリングが悪くなったのだろう。

走っていれば徐々にこれらは解消されていくはずだ。

新中川の橋を巻く昇り降りを繰り返し、なんとか帰還。

チェーンを磨き、歯車を磨き、タイヤを磨いた。

走行距離はぴったり80Km。

本八幡スタートでは70kmだったので、なかなか良い距離になったものだ。


再び走ろう(ついでに痩せよう)!