房総単機旅団

原付による房総を中心としたツーリングレポートを中心に、青年から中年、そしてその先へと向かう4匹のおっさんの人生のアレコレを、房総単機旅団と名前だけは勇ましく緩やかに記録する。

トココのウインク

恐ろしいほどに久しぶりにモトコンポについて。


トココはまーまー頑張って走ってくれるのだけれど、ウインカーの点滅が今一つよろしくない。

バッテリーも寿命だし、取り替えれば直るかな?などと甘い考えを抱きつつネットでモトコンポにつけられる6Vを探してみた。

純正も存在するけれど、えらく高価(←当たり前!)なんでパス。

しかし、MAID IN CHINA の形が良く似たバッテリーを発見。しかも三千円しない。

一応、モトコンポ適用として売られているようだ。

これを取り付けてみることにした。でも、それだけではNGのようだと判明。

バッテリーを探してネットを彷徨っていると、モトコンポはリレーが弱く、これが故障するとウインクしなくなるらしいという多くの方の記述に出会う。

試しにサイドカバーを外してみると、初期状態としか思えない古いリレーが装着されている…これもこの際交換しよう。

幸い6V用のリレーは六百円そこそこと安価なので、一つ予備として二つ購入。


連休の真ん中の本日、強風に邪魔されながら交換作業を実行。

まず、バッテリーに希塩酸を注入。百均で「薬品に強い」と謳われていた厚手のビニール手袋をはめて行う(絶対に素手はNG)。

希塩酸はそこそこ余るようになっているので容器のまま保存。開放型バッテリーは液が減少していくので、補充用とできるかも?

バッテリーはいきなり装着せずに、一時間以上時間を置いた方が良いとのことなので、その間に昼メシなんかをとる。

午後、いよいよトココを車庫から出してサイドカバーを外す。

まず、バッテリーから交換しよう。

北海道のバイク屋さんがつけてくれたバッテリーはユアサ製なんだけれど、よくこんなデカいバッテリーがついたな?と思いつつ外してみると……フレームを壊して無理やり入れてるよ。

他にも雑だったり故意に不具合を隠していたりしての納品で、だいぶんこちらで手を入れることになったんだけど、こんなことならバッテリーも自分でやれば良かったよ。

と、愚痴りつつも現状より壊さないように気を付けてバッテリーを装着。コード関係は今まで何度か追加充電をしていたので、難なく間違えずに接続。

液が外に流れるようにビニールのパイプをつけて完了。

次にリレーを交換する。

バッテリーもリレーも左側にあるので、サイドカバーは一枚外すだけで作業可能。

モトコンポのリレーはコードを差し込んでゴムの輪にはめられているだけだった。

ボルトの一本も存在しないので、作業は素手で、ほんの一分ほどで終了。これは誰がやっても同じだと思う。

ゴムの輪から外す、コード二本を引きちぎらないように根元をつかんで引き抜く、新しいリレーに同じようにコードを差してゴムの輪にはめ直す。これだけ。

サイドカバーを外した状態でキーを回してONしてみると…バッテリーランプは赤く元気に点灯!

続いて問題のウインカーを作動させてみると…ウチに来て一度も無かったくらい元気にカッコンカッコン音を立てて点滅!

トココ復活(泣)!


その後、近所をぐるぐると試運転してみたが、とても調子が良くてうれしい。

エンジンも何度かけても一発始動だし。

これで交差点で後ろにパトカーにつかれても焦らずにすむね、トココ!w


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旧ユアサのバッテリー

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新バッテリー

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バッテリー液は余ります

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リレーの位置はココ

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リレーは差し込んてゴムの輪にはめるだけ

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リレー交換(上は古いリレー)