房総単機旅団

原付による房総を中心としたツーリングレポートを中心に、青年から中年、そしてその先へと向かう4匹のおっさんの人生のアレコレを、房総単機旅団と名前だけは勇ましく緩やかに記録する。

シートを張替えていただく

五月の銚子ツーリングあたりから、イヴのシートに小さな亀裂が入り始めてしまった。三十年モノなんで無理からぬこと。そして亀裂は徐々に大きくなり…遂に下のような状態になってしまった。一年で二千キロ近く走ったしねえ。

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テープを貼るという選択肢もあるのだけれど、なんだか応急処置的で可哀そうに思えたので、しっかりと張替える道を選ぶことにした。

自身で持ち込んで、引き取りに行けるお店が良いと思えたので、その線で探す。会社からも近いということで、上野駅と入谷駅の間くらいにある「大木製作所」さんに依頼をすることに決める。

で、行ってみた。

お店に入ると四人の職人さんがバイクのシートを修繕されていた。一番手前の八十歳前後の大ベテランの職人さんが「あんたさんは何をしにいらしたのかな?」と聞いてくださったので、おずおずと「スズキのGAGのシートを張り替えていただきたいんですが…」と申したところ、「来ました!GAG来ました!」と勢いよく立ち上がって応対をしてくださいましたw

ネットでプリントアウトした注文書を書いて持参したこともあり、手続きは非常にスムースに済んだ。概ね、一週間ちょっとで出来るとのこと。好意的に接してくださりありがたかったです!(この辺りデスマス調w)

オリジナルは紺色に近いブルーなんだけど、ホイールなどは明るいブルーだし、自分の中のイヴのイメージも明るいブルーだったので思い切ってそういう色を選択してみた。

そして仕上がったのがこちら。

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う、美しいっ!感激だっ!

しかも一週間ちょっとの予定が、たったの二日間で仕上げてくださったのですよ!しかもしかも代金はたったの六千円!!!(税込み6,480円也)

ネットで調べた他のお店では壱万円を下回ることはなかったので、驚きの破格値。ミシン縫いなので接着するシステムよりも防水性がやや劣ると説明がありましたが、基本雨の日は乗りません。むしろ、この縫製の跡が美しいじゃありませんか。

大木製作所さん、本当にお世話になりました。ありがとうございました。最後にかけていただいた言葉「数の無いバイクなので、大切に乗ってあげてくださいね」には胸が熱くなりました。良いお店に出会えて幸せです。(デスマス調終了)

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早速、装着してみた。

これは良いぞ。イヴのイメージに合っていると思う。

本日は残念ながら取り付ける時間しか確保できなかったので、走行は明日以降に~

これでまた沢山一緒に走れるね、イヴ。