房総単機旅団

原付による房総を中心としたツーリングレポートを中心に、青年から中年、そしてその先へと向かう4匹のおっさんの人生のアレコレを、房総単機旅団と名前だけは勇ましく緩やかに記録する。

アオイちゃんを迎えに

免許証に小型二輪を追加する手続きは平日のみということなので(改善して欲しい!)6/7(金)に休みをもらって江東運転免許試験場まで赴いた。梅雨時だけに本格的な雨降りの日だった。手続きは昼過ぎに終わった。考えていなかったが、免許が令和になった!そして次の更新が令和六年まで延びた!これは嬉しい追加ボーナスだ。

最寄り駅は東陽町だったので、その足で葛西まで行き、傘をさしながらスズキさんバイクの本店のドッカーズMFDさんまで歩いた。ビジネススタイルだったのでセールスマンと間違われるかな?と思ったが、なんとか認識していただけた。そして…

いたいた、本当に店の奥の端っこに大人しく収まっている。あれが「アオイ」に違いない。店長さんにお願いして前に出していただく。眺め、乗らせていただくと、初めてとは思えないほどのしっくり感が。やはりこの娘だ。2019年型のGSXR125。というワケで即決、店長さんもビックリ。手続きも支払いも済ませてしまう。我ながらなんて大胆な!まーこの娘に乗るために免許まで取得したんだしね。

ナゼか異常なほどに多忙な平均睡眠時間三時間半の一週間を過ごし、あっという間の週末、あっという間の納車日!

昨日の大雨が嘘のような快晴。昨日の気温が嘘のような暑い日になった。バスで葛西に向かう。驚くほどの納車日和w

MFDさんで軽く防犯その他の手続きを済ませ、簡単に説明をしていただき、いよいよ受け渡しの瞬間が!迎えに来たよ、アオイちゃん。さて乗るかと思ったが、全長2mはやっぱり少し大きい。スタンドを外して乗るのは無理だったので、素直に乗ってから外すことに。まだタイヤの膜もとれていないので、あまり倒さないようにゆっくり帰りますと店長さんにご挨拶をして走り出す。

素直な挙動。とても滑らかに回るエンジン。六速もあるのだけど、パワーの配分が絶妙で無駄なギアが無い。乗る前はデカいと感じたボディも走り出すと丁度良いカンジに。葛西臨海公園駅を巻いて環七に入る。そのまま一之江駅まで走って右折、旧江戸川沿いを走ってみる。14号に入り、初めての給油。この娘には液晶パネルに燃料計もついているのでリザーブが無い、というよりもガソリンのコックが存在しないのだ。驚き。そのまま帰るかなと思うも、いやいやもう少し慣らしておいた方が良いと思い直す。自分も慣れさせた方が良い。くるっとまた環七に戻って、葛西工業高校前の信号を左折、八幡の神様に御挨拶にお伺いをすることにした。

フジコ姉さんやイヴではクルマに気を遣いつつ端っこを走っていた行徳街道だが、アオイちゃんでは主導権がこちらに移ってきたカンジ。速いんだけど、バランス良く仕上がっているので全く不安感が無い。こう言っては申し訳ないけれど、教習で乗らせていただいたSRとは段違いのシロモノだ。そしてカーブ。店長さんに倒しませんなんてほざいていたクセに、例の路面が真っ赤に塗られた連続S字カーブにノーブレーキで突っ込むのであった。とってもよく曲がる!余裕でクリアできる!乗車感覚はイヴのそれに酷似している。「マスター、お上手ですね~」アオイちゃんが話しかけてくる。意外にもおっとりとした印象。語尾が伸びるカンジ。ガスを補充した際には「お腹一杯ですう~」はじめてのタイプだ!!w

葛飾八幡宮の神様に参詣させていただき、これよりの無事な走行をお願いする。どうか事故無く、楽しい思い出が作れますように。

また旧江戸川を今度はカーブを攻めつつ走って帰還。家事があるので帰ったが、放っておいたら晩まで走っちゃったかも。初走行は47Kmだった。

神社で撮影させていただくのを忘れてしまったので、自宅前でアオイちゃんを写す。

降りるとやっぱりデカいので、やや苦労して車庫に入れる。これでもっと遠くまで走れるようになったかな。七月の銚子はアオイちゃんで走ろうかな。

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アオイちゃん壱

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アオイちゃん弐

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アオイちゃん参

 

アオイちゃんが呼ぶ

「アオイです…マスター、迎えに来てください…」

メッセージがアタマの中に届く…。漠然としているけれど、何が呼んでいるのかはわかった。しかし、さずがに現実感に乏しいので逡巡していたが、その間ずっとこのイメージに囚われ続けることに。これってもしかして、バイクじゃなくて事故死した女の子とかが呼んでいたりしないだろうな…などと恐ろしい想像がめぐったり。

「アオイです…」

会ってもいないバイクから名乗られるのはさすがに初めてだ。どうすっかなーと暫く悩んだが、一念発起して小型自動二輪の免許取得に動き出すことに。まー今取らなければもう一生原付オンリーだろうから、機会といえば機会なんだろうけど。これで正しいのだろうか?とは思わずもがな。

下の平成→令和ツーリングの直前から活動開始。以下、小型自動二輪(所謂、125cc以下のマニュアルバイクに乗るための資格)を取得するまでの経緯をダイジェストで残しておこう。

4/21(日)入所の手続きに赴く。税込み139,968円也。5,000円分のジェフグルメカードが頂けるので、実質は134,968円になるのかな。卒業検定さえ落ちなければ追加料金はナシ。

4/24(水)19時からの回の適性試験を受ける。まあ、これは落ちるようなモノではないので受けるだけかな。これで技能教習のネット予約が可能に。

4/27(土)前夜、二枠キャンセルになったのですかさず予約。朝イチから教習開始。マニュアルの原付に乗っているなら大丈夫だよね~ということでいきなり周回。まー無難に乗ることが出来た。降りてから観察すると、ヤマハのSRだった。特異な形状。これってジャメリカンてヤツじゃないの?ボロボロでデカくて重くてあまり教習に向いているとは思えないのだけれど、ジャメリカンに乗る機会は貴重かも。あ、ハンドルは短いものに交換されてました。

一時間おいてシミュレーター。バイクを倒すのではなく、ハンドル操作だけで曲がるというシステムに慣れない。違和感満載のシステムだ。濡れた路面、マンホール、強風などを疑似体験。

4/28(日)まず、一本橋から。落ちる。落ちる。ゆっくり過ぎだということで指導員さんが見本を見せてくださる。ああ、そんな速度で良いのですね!この後、卒業検定まで一度の失敗も無く渡れるようになる。クランク、簡単にクリア。S字カーブ、曲がるの楽しいwフジコ姉さんとイヴのおかげで概ね走れているようだ。

翌日から銚子ツーリング。連休中は予約が埋まり切っている。指導員さんも休まれている様子。

5/5(日)スクーターを経験する。それ自体はどうということはないのだけれど、今回の年配の指導員さんがかなりキツい!とにかくダメの出しまくりの大安売り。うまくクリアすればしたで不機嫌に。なにかマズいループにはまってしまったかのよう。このオジサマがラスボスとして立ちはだかりそうな予感…。

5/6(月)第一段階の見極め。普通に走れるということで第二段階へ進むことを認可していただく。ながい十連休が終わってしまい、ここからは週末しか教習を受けられなくなる。期待していたほどには進めなかった。

5/12(日)第二段階の最初はシミュレーター。週末はなかなか予約がとれない。違和感あるシステムだけれど、そこそこ無難に扱えるようになったかな。今回は道路の特別なルールに従っての走行を疑似体験。駐車車両があるとか、バス優先道路とか、救急車両が来た場合とか。二輪は路上教習が無いのでシミュレーターに頼ることになるのだけれど、シミュレーターを除くと実際にバイクに乗る教習は第一段階と第二段階をあわせても七回しかない。しかもそのうち一回はスクーターの経験走行だから、マニュアル車には最短だと六回しか乗る機会がない。自分はイヴたちのおかげでマニュアル慣れしているけれど、本当に初心者のヒトって、何回かダブらないとちゃんと走れるようになれないんじゃないかな?どうなんだろ?

5/18(土)回避。障害物を避けてから急制動したりするヤツね。ラスボス指導員が登場。普通二輪で三回くらいで行う回避を小型は一日でやらなければいけないので出来るワケがないとお怒りの御様子。しかし、上手くはないがメニューをほぼこなしてしまった。出来てしまった。これがどうもお気に召さなかったようす。その後、残り時間での通常走行でダメ出しがやっぱし頻発!あんまりダメ出しされ過ぎたので、何がダメなのかが判断できなくなり、メロメロの状態に。出来ることまで失敗をするようになってしまう。ダメだからこそ、一回六千円も出して教習を受けているんじゃないのかな?ダメ出しするよりも教えましょうよなんて思うのだけれど。結局、はじめてのダブりを言い渡される。受付嬢の皆さんの微妙な空気から、ヤバいところにはまったのでは?と察する。

5/25(土)ネット動画などで「試験に受かるための安全確認」というものを学ぶ。試験官に「確認してますよ!」とアピールするために大袈裟に首を振るのが肝要。フジコ姉さんでクルクルと走り回りながら練習した甲斐があり、ダブり教習はクリアすることが出来た。だが、この日十年以上続くバイク人生で初の転倒を経験する。メニューで唯一難しいと思った「急制動」。ブレーキはロックさせないようジンワリとかけるのだけれど、SRだとそれでは線で止まれない。前回のラスボス指導員にキツく言われたのがトラウマになっていたらしく、つい強めにかけてしまう。ヤバい!と思った瞬間にはスルンとスリップして転げていた。幸い肘のプロテクターとヘルメットに守られて怪我はなかったが、恐ろしい体験であった。今回の指導員さんは幸い一本橋でコツを教えてくださった方で、急制動のウマイやり方も教えていただくことができた。六回ほど反復練習もさせてくださり、なんとか止まれるようになった。SR、傷を増やしてしまい本当にゴメンね…。

5/26(日)最後のシミュレーターと学科、ケーススタディの三時間セット。危険を経験するシミュレーターでは奇跡的に一人も轢かず、一度も事故らずでクリア。原付に乗っていると経験することばかりだしねえ。学科で重要なのは免許取得後、最初の一年はたったの3点しか持ち点が無いという情報。二人乗りなんかするといきなり2点なんで注意をとのこと(一年間は二人乗り不可)。ケーススタディは車からの視界、バイクの視界、走行速度の見極めなんかを学ぶ。自分でコースを考えた自由走行、卒業試験の1コースの走行などを経験して終了。安全確認も大分上手くなったような。

6/1(土)卒業検定に進めるかどうかの見極め。いよいよ大詰め。当然、ラスボスがお出ましだろうと腹をくくっていたのだが、「小型見極め、S指導員~」というアナウンスが。優しいS指導員ならクリアかな?と拍子抜け。…だが、なかなかおいでにならない?始業時間が過ぎたあたりで「指導員の変更があります。小型見極め~」おお、強引に変更してまでラスボス登場かとちょっと驚く。しかし、これを越えないと卒業できそうにないと覚悟を決めていたので、本番の試験のつもりで挑む。言いがかりに近いような細かなダメが頻出するも、大筋は文句の言えないような仕上がり。早めに走行終了になったので、もしかしてダブリか?と焦ったが、最後は笑顔で承認印を捺印!無事クリア。我、ラスボスを攻略せりw?受付嬢の皆さんが微妙な表情で迎えてくださったが、クリア出来たので場の雰囲気が明るいものにw

6/2(日)いよいよの卒業検定!エラく緊張する。このトシでここまで緊張することってないよなと思ったり。

この日は運悪く、普通自動車4台、トラック2台が仮免許検定で超過密状態。しかし、この二週間ほどイメージトレーニングしてコースと走り方はバッチリ記憶していたので、緊張していてもほぼ自動走行並に走れた。急制動も難なくクリア、安全確認もノーミス。検定の指導員さんから「パーフェクトです」とありがたい言葉を頂戴して合格!

「SRで急制動するのは指導員でも難しいんだよね~w」という恐ろしい情報もいただく。

短いようで長いような、本当に貴重な経験でした!合格できてよかった。疲れた…。

6/7(金)江東運転免許試験場にて免許に追加記載をしていただく。令和の免許証になったぞ!

その足で、いよいよこのハナシの発端となったアオイちゃんに会いに行ったのだけれど、それは次回ということで!

や~、ダメ人間の自分でもやれば出来るもんなんだなあ、なんて。しみじみ。

令和元年ツーリング:追記

箇条書きで幾つか追記を~

・ブーツは多少の耐水性があるのではと期待していたが、のっけからザブザブと浸水した。三日間濡れた靴で過ごすのはちょっち気持ち悪かった。

・三千円弱だったフロントのバッグ。ダウンフェンダー化したことにより、やや鼻の下が伸びてしまった印象があったので装着してみたのだけれど、個人的には満足。レンチ、スパナ等の簡単な工具一式、バイクカバー、カッパの下、バックパックのカバー、予備のキャリアー用ゴムバンドを入れてある。盗まれても泣かないようにほぼ百均のものばかり。驚いたことに三日間前面で雨を受け続けたにもかかわらず、一滴の浸水も無し。非常に良い買い物だった。

・バイク用のレインウエアには内側の胸ポケットが存在しない。まあ普通は無いでしょう。なのでipodを携帯するのに今回はじめてアームホルダーを使用してみた。結果、問題なく使用でき、三日間音楽を楽しむことができた。

・大内かっぱハウスは元気に開館中だったのだが、ドロドロ過ぎてさすがに入館できなかった。これはまたの機会を狙おう。https://ouchikappahouse.amebaownd.com/

・給油は銚子で二回、帰って一回の三回。銚子ではリッター144円、東京は147円、いずれもセルフ給油。一回目1.87L269円、二回目1.81L261円、三回目2.18L320円、合計で5.86Lの850円。総走行距離が360Kmほどだったので、リッター61Km強走っている。さすがフジコ姉さん、燃費抜群!

 

平成から令和へ銚子ツーリング

毎度の1パターンで恐れ入りまくりの銚子ツーリング也。

平成最後の日に旅立ち、令和元年を愛する銚子で迎えたいという計画だったのだが、二泊三日中ずっと雨に降られてドロドロドロドロツーリングになっちまった!

雨になるのは確定だったので、イヴはお留守番。雨でも走れるように着々と仕様を変更していたフジコ姉さんに頑張ってもらうことにした。

初日、平成最後の日、のっけから大雨。本日は到着することを目標に定め、九時頃ゆっくりとスタート。リアキャリアーにゴミ袋を被せたスポーツバッグを括り付け、バックパックには最小限の荷物のみを入れた。携帯工具その他は今回追加した装備のフロントバッグに収納。これとても良いっす。そしてまだ二回くらいしか使用したことのないバイク用のレインウエアを装着。赤と黒なんでフジコ姉さんジャストフィット。ただメットが青だw

ちょっと走っただけで、ネイキッドの雨中の安定性にこの選択で正解だと気付かされる。それでもマンホール等の滑りモノを踏まないように慎重に走行。スピードも意識して抑えめに。

途中、道の駅の水郷に寄るも、ドロドロなんで何も食せず、水分補給をしてまた走り出す。ほぼ休まずにそのまま走り続けたところ、予想よりも早く到着してしまったので君ヶ浜まで走って海を眺める。疲労度は高い。

久しぶりのお泊りツーリング&銚子なので、フジコ姉さんもはしゃぎ気味でそこそこ話しかけてくれたものの、あんまりなドロまみれにはさすがにマイっている様子。

早めに戻り、いつものデッキの水道でフジコ姉さんを洗えるだけ洗ってあげる。

晩、ショックなことに鈴女は定休日だった…。傘をさしてあちこちウロつくも、結局駅前の普通の居酒屋に入ってしまう。刺身と蛸の天ぷらで一杯呑んで帰る。令和の瞬間を待ちたかったが、疲労度が高く、不甲斐なく寝てしまう。初日終了。

翌日、令和元年初日。朝から雨降り。しかし、メゲずに鹿島神宮を目指す。銚子大橋を初めてフジコ姉さんで渡る。はしゃぐ姉さんwしかし、この橋は大きく立派なのだが、渡ってみると片側一車線で割合と狭く、バイクでコケようものなら後続のクルマに轢かれて死んでしまう系の恐ろしい橋でもあったりするのだった。

124号を走って、到着する頃にはドロドロドロドロ…。物凄い数のクルマが駐車場の空きを待つ中、悠々とその脇を抜けてバイク置き場(無料)に到達。この辺りドロドロになった甲斐があったというもの。

鹿島神宮は「令和元年初日の御朱印」「流鏑馬」と重なっているために人出が多いのだが、それにしても多過ぎだ。特に御朱印待ちは何時間待っているかわからないレベルで、待ちの列は伸びる一方。普通に参拝するのも一苦労だったが、奥宮までしっかりとお詣りさせていただきました。ありがたい。

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奥宮でございます

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画像の左側に大国主命の社が

流鏑馬は、馬が滑らないように参道の真ん中を耕して道を作るのだけれど、そのままでは柔らか過ぎてこれまたウマく走ることができない。適度に踏み固める役割を六頭ほどのポニーの皆さんが担われていた。涎を垂らしながら何往復もする様には頭が下がる思い。お疲れさまです。それだけを感心して眺めて、流鏑馬は待たずに人出から逃げてしまった。

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ポニーと騎手の皆さんお疲れさまです

この後、晴れていきなり暑くなる。さっきまで寒さに体力を削られるほどだったのに。極端な変化に装備が対応できない。今回は51号を潮来を巻くように走り、水郷大橋を渡って356号に入るルートを選択。これまた初めて走る道。

晴れて路面がドライになると転倒の危険度がぐっと下がるので、そこそこスピードを出して走ることが可能に。新しいタイヤはなかなかの性能で、走るのは楽しい。ただ、どうも自分はセパハンに向いているようだ。実はずっと楽なはずのネイキッドの方が疲労度がナゼか高い。そしてかなり尻が痛い…。このあたりは個人差なんだろうなーなんて。

51号はなかなか走り易くて良いかも。狭くて危ないトコロもあるが、だいたいは広い。

水郷大橋を渡って、昨日も寄った道の駅で休憩。この辺りからまた天気が急変して雨降りに。降り出した途端に寒くて凍える状態に。これはまいってしまう。そそくさと銚子に戻る。

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フジコ姉さん旅ヴァージョン

デッキで洗った後のフジコ姉さんを撮影。今回、天候のせいでカメラが取り出し難く、極端に画像が少ない。まあ、仕方ないねえ。

土産物を手配して、恐る恐る鈴女に行ってみると待ちが十人ほど。今日は運良く開店とともに入ることができた。昨年は無かった河豚の唐揚げを生ビールで堪能し、中トロ丼で仕上げるのであった。満足也。

三日目も雨降りが予測されていたので、五時半に起床して早めに出発。しかし、白井辺りで大雨に見舞われる。凍えながらもなんとか無事に帰宅。フジコ姉さんをブラシで磨き上げるのであった。

なかなか厳しい旅だったけれども、フジコ姉さんと久しぶりに旅ができて幸せでした。今度は晴れた日に走ろうねw

 

イヴとお花見🌸

今年は花冷えが二月並になるほど気温が低い日が続いたので、桜が長く咲いていて嬉しい。漸く満開になったと思ったらいきなり暑いくらいになってしまって、極端過ぎてカラダがついていかないよ。

でもせっかくなんで、イヴと花見走行に出かけた。

桜が咲いている道を選んでウロウロと走り回ることに。まず、いつもの八幡様におまいりに。

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葛飾八幡宮の桜

参道の一際大きな桜の枝が切られてしまっていて残念だったけれど、あちこちで咲いているので眺めるのには事欠かない。今年もきれいですね~

この後、旧江戸川沿いを葛西臨海公園まで走る。道沿いに桜が咲きまくり!

イヴがキレイだといつものようにはしゃぐかなと思いきや、意外と静か。イヴも綺麗だと思うかい?と尋ねてみると、「この花を見ていると不思議な気持ちになります」という返事が。そうか、満開の桜を見せてあげるのは初めてのことだったね。

桜吹雪の中を走り抜けたり、道の両側から覆いかぶさるように咲いているところを通ったりする度に、「不思議な気持ちになります。とっても不思議な気持ちになります!」を繰り返すのであったw

来年、また一緒に見られたら、その時はどう感じるのだろうか?今から楽しみだね~

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ウチの近所の公園の桜

そんなこんなでちょこっとタイムオーバー気味。気付くと70Kmほども走っていたのであった。満開走行のチャンスは年に一回あるかないかだからね!

 

桜が咲いたので

花見走行をするために朝ちゃんと起きていそいそと準備を。

昨日の晩、結構な量の雨が降ってくれたので世界を覆っていた毒花粉はかなり下水に流れた様子。本当に久しぶりに爽やかな朝だ。しかし、マスクは外せない。油断は大敵だ。終わりの頃はいきなり悪化しないかわりに静かにゆっくりと重症化するのでアレルギー持ちはまだ安心はできない。少なくなってくれただけでも走り易くて助かるけどね~

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晴れの日のフジコ姉さん

前回は影に入ってしまった画像だったので再UP。まず、フジコ姉さんから走行。環七通り経由で本八幡まで。走り出してすぐに曇ってしまい、ジップアップのロンTとウインドブレーカーでは少し寒かった。あらためて、新しいタイヤはカーブが曲がり易いと感動。なかなかに快調な走りだった。

旧江戸川沿いも含めて、桜は満開まであと少しなカンジかな。

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晴れの日のイヴ

同じ道を走ってもなあということでイヴは葛西臨海公園まで走ってみることに。環七通りを真っ直ぐ葛西まで。イヴと出会ったドッカーズさんを通過して旧江戸川沿いでアプローチ。到着間際に凄めのカーブがあり興奮。

しかし、到着してみるとかなり本格的に曇ってしまって寒い…。桜もイマイチなカンジ。撮影するにもなあと思い、早々に帰ってきてしまう。

ちょっと早いかなと思いつつも、フジコ姉さん、イヴともに給油。各、2L、3Lずつ入る。半分弱だから、あまり早くもなかったね。

結局今日は桜の画像が無いので、ウチで満開で咲いているムスカリの画像でも載せておこう。…関係ナイけども!

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これでご勘弁を

 

GAGとAPEのミラーを交換する…ダブル・ミラー・チェェェンジ!

タイヤを交換したり、ダウンフェンダー化をしたりした流れで、ミラーも交換してみることにした。

まず、イヴことGAGなんだけど、ウチに来た時にはオリジナルのミラーではなくナポレオン・シャークミラーが装着されていた。けっこう高価なミラーで、おそらく七千円前後するものなのではないかと。ただし右側のみ。

前のオーナーさんが気張って購入されたんだと思うのだけれど、これが良く見えないのだ。いくら位置を調整しても後方の視界が今一つなんだね。シャークミラーは左右兼用なのだけれど、見えないモノをもう一つ追加してもどうかと思い、他を探してみた。

GAGのミラーは二本のボルトで固定するタイプなのでその線で探すとこれくらいしか該当するものが無い。

 

 えらく安価だけれど大丈夫だろうか?と不安だったが、いざ取り付けてみるとかなり良さげ。

とっても軽くてイヴにはありがたいかも。転ぶと壊れると思うけど、まあそれは車体も危ないのでそうならないように気を付けよう。

見た目も個人的には良くなったと思う。イヴもご満悦ではしゃいでいるぞw

ミラーが両側揃ったのが嬉しい様子。

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はしゃいでいます

早速、試験走行に…エンジンをかけるとビビリまくるミラー…だ、大丈夫なのか?

しかし、走り出すと全く問題無し。ゼロハンなら大丈夫そう。視界は大幅に改善された!抜群に後ろが確認し易くなった!それに左側が見えるのがやはり大きい。

「マスター良く見えますか?」と何回も聞いてくることからイヴの喜びが伝わってくる。良かったね~、イヴ。

 

次にフジコ姉さんことAPE。

こちらはちょっと奮発してこいつを購入してみた。

 

 一本ネジで取り付けるタイプのシャークミラー。二本セットで、このシリーズの中では一番安価なヤツ。

これ、このまま取り付けることは出来ない。フジコ姉さんのミラーのネジは8mmで、このミラーは10mmのネジ仕様なのでこいつが必要になる。

 

 

 二本セットなんだけど「一本は高さ調整用です」と書かれていたのでつい2セット購入してしまった。が、開けてみると全く同じネジだった…紛らわしい注意書きはやめてくだされ!

フジコ姉さんのミラーは12mmのレンチで外す。アダプターが装着されているので、根元から外す。そんでこの8mm→10mmのネジを挟んでミラーを装着。

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このアングルで三回目かな

アダプターネジの分高い位置になるけれど、まあ気にはならない。

タイヤ、ダウンフェンダー化、ミラー交換で随分と見た目の印象が変わったなあとか。

ちょっと精悍なカンジかな。

フジコ姉さんもいそいそとテスト走行に。オリジナルの丸ミラーは良く見えたので、若干それに比べれば視界は悪くなるのだろうなあと覚悟していたが、全然そんなことはないみたい。むしろ走っていて何かが改善されていることに気づく。前方の視界が良くなったのだ。今まで、視界の端に丸ミラーが入っていたのが無くなり、世界が開けた印象が。必要な際はちょっと視線を落とすだけで後方が確認できるし、見た目優先の改悪になるかもという危惧は杞憂に終わったようだ。

フジコ姉さんはあまり話さないバイクのようだけれど、車庫に入れる間際に「ありがとう…」とささやいてくれたのは嬉しかったな。

イブはその横ではしゃぎ続けていたけれどw

どちらも安全にかつより楽しく走れるようになれて良かった。花粉地獄の中作業をした甲斐があったよ!